コスタ・ブラバ(Costa Brava)はカタロニアのバルセローナから
フランス国境に延びる「荒々しいの海岸」
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ここは実にスペインらしい場所である
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観光客で一杯となり足の踏み場のないようなコスタ・デル・ソルとは異なり、
コスタ・ブラバは今でのよき日昔のスペインの猟師町の雰囲気がある
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フランスから来る観光客にうんざりしたのか漁師達は大声で騒ぐ観光客に
「ここはスペインだよ。スペイン語でしゃべんなよ」と結構手厳しい
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カダケスの数件しかないレストランは気取った観光客は受け入れないとでもいいたいのか
「予約は受け付けません。来た順に席にご案内します」とすべての人達を平等に扱う
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カダケスの町はスペインを代表する有名な画家サルバドール・ダリが幼少と晩年を過ごした町だ
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現在国立公園に指定されている場所に建てられているダリの家は美術館となっている
フィゲラスのダリ美術館とは随分異なり、あくまでのここは生活の中心であった様子がうかがえる。
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カダケスの港の中心にはサルバドール・ダリが若い頃に描いた絵にある教会がそのままの形で残っている
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現在でもダリを知っている人達が住むカダケスの町でスペイン人と結婚して
この地に来たという年配のチリ人の女性に会った
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ダリの生前の生活について随分と詳しいようだ
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「あんまり大きな声では言えないんだけど」と顔を寄せて来て
「実は奥さんは亡くなるずっと前から若い恋人がいてダリは孤独だったのよ」と教えてくれた
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カダケスまで行くには幾つかの山を越えなければならない
急な斜面の山道を崖っぷちに沿った狭い道路を運転して行くしかないのだ
高所恐怖症の人にはたまったものではない
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どんなに訪れたくてもその山道を通らずには訪れられないので、
そんな理由でだろうか、観光客は今だにそれ程多くはない
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バルセローナのゴシック地区に戻るとカダケスの港の静けさが夢のようだ
日中でも日の光が届かないような狭い路地の迷路のようなゴシック地区では
あちこちにまるでタイムスリップをしたような時代のバルが今だに健在だ
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