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世界の素敵な街角からの写真集

地平線の向こうに

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ピピ島 (タイ) #1
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Phi Phi Don, Phi Phi Lay: Phi Phi Island, Thailand   2


プーケット島から約一時間半ぐらいスピードボートに乗るとピピ島が見えて来る。
2004年12月の津波以来初めて訪れるピピ島でちょっと複雑な気持ちだ。

ピピ島にはホテルや商店街があるピピドン(Phi Phi Don) と無人島のピピレイ(Phi Phi Lay)や
その他バンブーアイランド(Bamboo Island)などがある。

プーケット島を出発する前に立ち寄ったプーケットの船着き場が新しくなっているのに気付いた。
ここでは津波の被害が大きかったのだろう。
昔船を住居として住み着いていた人達は見かけない。

ある程度覚悟はしていたけれどピピドンの港に着くと
昔とは随分変わってしまった港の様子を見て多少悲しくなってしまった。

ここピピ島では津波の傷跡がまだ多少残っている。

昔は船が到着する港の前には青々をした芝生や椰子の木が生い茂っていて
その間に点々と木造の素朴なバンガローが建てられていた。

しかし、今はもうその風景を見ることはできない。
芝生はすっかりなくなり、雑草が生い茂る間にはまだ建物の瓦礫の山も点在する。

再度建築中のホテルではもうバンガローを建てる予定はないという。
すべてコンクリートで造られた3−4階建ての建物となる。

浜辺の近くの大きな木の幹に何色もの色の布が巻いてあった。
そして、その下にはお供え物が置かれた質素な棚が置いてあった。

前からあったものなのかよく覚えていない。
周りを見渡すと椰子の木の頭の部分がすっかり無くなっている。
津波の時は随分高い所まで波が押し寄せたのだろう。

唯一背の高いこの大木は逃れようとした人々を救ったのかもしれない、
ふとそう思えてしまった。

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