
ピピドンの港からはトタン屋根のバラックの商店街が続いている。
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津波ですべてが流されてしまった映像を見た時は本当に心が痛んだ。
再度訪れた時はまったく違う風景になっているのかと思ったけれど、
昔と変わらない商店街を見た時にはホッとした。
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バラックだったので壊されるのもあっという間だっただろうけど
建て直されるのも早かったようだ。
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まったく同じ場所で再度商売をしている人達を見て本当に嬉しかった。
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道端では子供達が笑顔で追いかけっこをしている。
商店街の隅っこではお母さんにバケツのお風呂に入れてもらっている子もいた。
津波の後1年ぶりに訪れたピピ島では子供の笑顔が何よりも嬉しかった。
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「プーケットでの不思議な波の話を聞いてたけれどまさかピピ島に来るとは思わなかったの」
と商店街の女の子が話してくれた。
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彼女は海面がボコボコを音を立てて盛り上がり始めた時に、一目散にジャングルまで逃げて行ったという。
とても暑いジャングルの中、食べ物も飲み物もなく1日をで過ごしたらしい。
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津波の後、まだ1ヶ月しか経っていない観光客もいないピピ島に仕事のために戻って来たと言う。
「怖かったけれど、そんなことも言ってられないわ。家族のために働かなきゃならないから」
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まだ20歳ぐらいにしか見えないけれど
彼女のように力強く前向きに生きている人達に逢えて嬉しかった
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ピピ島の人達は観光客が戻って来てくれるようにと一生懸命なのだ。

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